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これって浮気?旦那の帰宅後の様子と浮気を調べる方法

浮気中の旦那には、帰宅後のちょっとした言動に違和感が現れやすいもの。
この記事を読んでいる方のなかにも「最近、うちの旦那ちょっと変かも?」と感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、浮気中の旦那に現れがちな兆候を「帰宅後」にフォーカスして紹介します。
浮気の疑いが強い場合にやるべきことも紹介しますので参考にしてください。

浮気している旦那に現れる帰宅後の様子

浮気をしている旦那には、以前とは違う言動が現れることが多いです。
では、具体的に帰宅後にどのような行動を取るのでしょうか。
「浮気中の旦那あるある」の5つの行動を見てみましょう。

(1)帰宅後すぐにシャワーを浴びるようになる

旦那が浮気を始めた際の変化の一つによく見られるのが、帰宅後にすぐにシャワーを浴びるようになることです。
これは、浮気相手の香水や体の匂いなどを警戒し、妻に悟られないためです。

とくに、浮気相手とのセックスのあとは、相手の体の匂いやホテルのシャンプーの匂いを消すため、帰宅後早々にお風呂に直行することが多いです。

なお、人によっては「浮気相手とのデートの後だけ直行する」人もいるため、お風呂のタイミングが浮気の頻度や規則性を掴むための手がかりになることもあります。

いつもお風呂を面倒臭がる旦那が、急に自主的に入浴するようになった場合は怪しいとみて良いでしょう。しばらく注意深く様子を見てみましょう。

(2)帰宅直後に洗濯しようとする

帰宅後すぐに着ていた服を洗濯しようとするときも怪しいといえます。
もともと洗濯が旦那の仕事であれば別ですが、普段家事をしない旦那の場合は不審な行動といえます。

とくに、それほど洗濯物が溜まっていないにも関わらず洗おうとするときは怪しいでしょう。

洗濯も、入浴と同じく衣服についた浮気相手の匂いを消すために行います。
ときには口紅やファンデーションなど、浮気相手の化粧品が付着しており、その痕跡を気取られないために洗ってしまおうとすることも。

旦那が洗濯しようとしてきたら「あとでまとめて洗っておくから洗濯機に入れておいて」などと伝え、反応を見てみましょう。
それでも洗濯を強行する、自分の服だけ手洗いしようとするなど、おかしな点はないでしょうか。

(3)聞かれていないことをよく話す

浮気中の旦那にしばしば見られるのが、浮気相手とのデートの後に「聞かれてもないことをよく話す」という点です。

「同期のAが潰れて家まで介抱して大変だった」「B課長に急に追加のこんな仕事を頼まれた」など、残業や飲み会から帰ってきた後、聞いてもいないのに出来事を詳細に語り始めるのが特徴です。
嘘をついている人は、発言に説得力を持たせるため、内容を詳しく捕捉しようとするからです。

なお、相手がその発言を信じたと安心すると、話した内容は忘れてしまうことも多いです。
あとで確認すると発言内容との食い違いが出ることもあります。

たとえば、海鮮居酒屋での飲み会と言っていた場合「先週の中華美味しかった?」などと確認し、違和感なく答えるようなら嘘をついている可能性があります。

(4)一緒に寝るのを嫌がるようになる

浮気相手の残り香を嗅がれることを警戒する、浮気相手とのメッセージのやりとりを邪魔されたくない、といった理由から一緒に寝ることを嫌がるようになることもあります。

理由をつけて寝室を分けたがる、就寝時間をずらそうとするなどの行動が見られるため、変化に気付きやすいポイントです。

帰宅後のシャワーからもわかるように、浮気中の旦那はとくに匂いには敏感です。一度顔を近づけて嗅いでみて、反応を見てみましょう。

(5)夕食をあまり食べない

帰宅が遅くなった日に「あまり食欲がない」「夕食を食べない」のも浮気中の旦那の特徴です。
「残業終わりに食べて来た」「間食を取った」と言ってくることもありますが、あまり続くようなら浮気の可能性があるかもしれません。

浮気相手とのデートは食事が付き物です。よほどドライな付き合いでなければ、夜に会う場合は食事を共にするケースが多いといえます。
自宅での食事の回数や、食事の量に変化が出てきた場合、旦那の様子を注意深く観察してみましょう。

まずは浮気の有無を確定させる

浮気の疑いを抱いた状態で、旦那との生活を継続するのは心に大きな負担がかかります。
白黒はっきりさせるためにも、まずは浮気の有無を確定させましょう。

この段階では、必ずしも慰謝料請求が可能になるレベルの証拠を入手する必要はありません。
あくまで浮気の事実を確かめ、次のステップに進むことを目的とします。
では、具体的な方法を見てみましょう。

(1)カーナビやドライブレコーダーの履歴を確認

旦那がメインで使用している車があれば、カーナビやドライブレコーダーの記録を確認してみましょう。
ホテルまで移動した記録が残っていることがあります。

ホテルの記録が見つからなくても、明らかに旦那の趣味や価値観に合わない場所に移動していることもあります。
女性向けの飲食店やファッションストアなど、1人ではまずいかない場所への履歴はないでしょうか。

ドライブレコーダーの映像も忘れずに確認してみましょう。
社内が撮影できるタイプであれば、浮気相手の顔が映っている可能性があります。

また、残業帰りなど、部分的にドライブレコーダーがオフになっている場合も手がかりとなります。
「残業帰り」「出張帰り」など、怪しいと感じるタイミングと、オフになっているタイミングを照らし合わせてみましょう。

(2)給与明細をチェック

浮気の手がかりは、意外にも給与明細から見つかることがあります。
たとえば、給与明細には以下のような不審点が潜んでいることがあります。

  • 残業の申告が激増しているにも関わらず時間外手当が少ない
  • 知らない間に昇給している(昇給分を浮気相手に使っており申告していない)
  • 出張があったはずなのに出張手当が付けられていない
  • 休んでいないはずなのに有給の残日数が減っている

このように、残業や出張など、仕事を理由に浮気相手とのデートの時間を捻出している場合、給与明細との辻褄が合わない点が出て来ることがあります。
おかしなところがないか確認してみましょう。

(3)お金の流れを追ってみる

給与明細のほか、旦那個人のお金の流れを追ってみるのも効果的です。
有効な手がかりとなるのが、クレジットカードの明細と銀行口座の出金履歴です。

クレジットカードは「どこで」「いつ」「いくら使ったか」まで分かるため、不審な買い物があればひと目で分かります。
女性向けの飲食店や店舗で使っている、しばしば高額な買い物をしているなど、怪しい点がないか見てみましょう。

旦那が現金派の場合、普段使いの口座で多額または頻繁な出金がないかをチェックします。
以前と比べて明らかに支出が増えている場合、浮気相手とのデートに使っているのかもしれません。

(4)共通の知り合いに探りを入れてみる

旦那との共通の友人や知人がいれば、それとなく探りを入れてみるのも有効です。
職場や日々の生活の状況で、怪しいところがないか確認してみましょう。

たとえば、残業帰りに「Aと飲みに行っていた」と旦那が言っていた場合、Aさん当人に連絡を取ってみましょう。
「お店に忘れ物をしたけど旦那が店名を覚えていない」など、浮気の疑いは伏せてさりげなく確認します。

ただし、浮気をしている場合、旦那が知人に口裏合わせを頼んでいることもあります。
知人が旦那に注意を促すこともあるため、あくまで浮気には気付いていない体で連絡してみましょう。

浮気の疑いが濃厚な場合にやるべきこと

調査の結果、浮気の疑いが濃厚な場合、慰謝料請求をはじめとした法的手段による制裁をゴールとした解決をおすすめします。
では、そのためには何をすればよいのか、慰謝料請求に必要な準備を紹介します。

(1)浮気の証拠収集をする

浮気の慰謝料を請求するうえで必要なのが、浮気の証拠です。
ここでの証拠は裁判になった場合に請求の根拠とできるものが望ましく、具体的には肉体関係を客観的に示すものが必要となります。

【旦那と浮気相手の肉体関係を示す証拠(一例)】

  • 体の関係を匂わせるメッセージのやりとり
  • ホテルに出入りする写真(複数回分)
  • 旦那と浮気相手どちらかの自白
  • 探偵の調査報告書

浮気の証拠の集め方や利用できるものは以下の記事でも紹介しています。参考にしてください。

 

自分で証拠を集めることが難しければ、探偵や興信所に依頼して代わりに集めてもらうこともできます。
探偵への依頼については以下でも紹介していますので参考にしてください。

(2)今後の方針を決める

証拠の収集と並行して、旦那と将来的に離婚するのか、方針を決定しましょう。
離婚の有無は請求できる慰謝料の金額にも大きく関わってくるため、早めに決めておくと後がスムーズに進みます。

ただ、浮気の調査を始めた段階では、旦那との将来を決めかねるという方は少なくありません。
最終的には決定する必要がありますが、慰謝料の請求金額確定前であれば「保留」とすることも可能です。

弁護士に依頼する場合は「離婚するかどうか決めかねている」というところから相談してみるのもOKです。

(3)弁護士を探す

浮気の証拠が揃ったら、慰謝料請求をサポートしてくれる弁護士を探しましょう。
慰謝料の請求は、理論上はひとりで行うことも可能ですが、スムーズに解決するには弁護士の助けが不可欠です。
法的に有効な書面の作成や訴訟の対応、相手方との示談交渉を自分で行うのは難しいためです。

弁護士と依頼者には相性が存在するため、いくつかの事務所に問い合わせて、もっとも自分に合った弁護士に依頼することをおすすめします。
現在は相談料・着手金無料の事務所も多いため、気軽に相談してみてください。

旦那の浮気を調べるうえでやってはいけないこと

実際に旦那の浮気を調べたり、浮気の証拠を収集したりするうえでは、ついやってしまいがちなNG行為がいくつか存在します。
知らぬ間に不利な状況を作ってしまわないよう「あるある」失敗例を確認してみましょう。

(1)証拠が出るまで旦那を問い詰めない

旦那の浮気を知ると、冷静さを失い旦那を問い詰めてしまう方も多いのですが、これはNGです。
証拠のない段階で旦那を問い詰めても、多くの場合素直に認めようとはしないからです。

また、単に浮気を認めないだけならよいのですが、妻が浮気に勘付いていることを知ると、旦那は証拠の隠滅や浮気相手への注意喚起を行います。
浮気相手とのデートでも警戒心を持つようになるため、尾行などによるそれ以降の証拠収集に支障をきたすことが考えられます。

旦那の浮気を問い詰めるのは、あくまで客観的な証拠が揃ってからです。
旦那に事実を確かめたくなるのは当然のことですが、しばらくは知らないふりをして我慢しましょう。

(2)浮気相手の元に一人で突撃するのはNG

旦那の浮気相手の元に、一人で突撃するのも避けた方がよいでしょう。
「どんな女性か確かめたい」「話し合いだけで早期解決を図りたい」という思いから、相手を特定してすぐに訪問してしまう方もいますが、これにはリスクを伴います。

浮気相手は妻に対して敵がい心を抱いていることが少なくありません。
そのため、要求に素直に応じないことも多いです。浮気を認めない場合や、訪問の際に言葉の暴力で傷つけられることも考えられます。

浮気相手の自白を証拠として利用しようとする方もいますが、こちらも一人で訪問した場合「脅されて無理やり認めさせられた」などと証言を覆されることがあります。

浮気相手の元へ訪問が必要な場合、必ず弁護士をともなうようにしましょう。
交渉を有利に進めてくれますし、同席してもらうことで浮気相手が証言を覆しにくくなります。

なお、浮気相手との面会には、カフェやホテルのラウンジなど、無関係の第三者がいる場所がおすすめです。
お互いにヒートアップすることを防ぎ、冷静に話し合いを進めることができます。

(3)弁護士を適当に選ぶのは危険

浮気問題を解決するうえで、ついやってしまいがちな失敗の一つが「なんとなく」で弁護士を選んでしまうこと。

弁護士は法律の専門家のため、依頼さえすればどのような内容もスムーズに解決してくれそうですが、これは必ずしも正解とはいえません。
というのも、弁護士にはそれぞれ専門分野があり、知識や経験が特定のジャンルに特化していることも多いためです。

浮気問題の経験が浅い弁護士に依頼すると、思うようにサポートを受けられない場合や、浮気相手の弁護士に遅れを取ることも考えられます。

弁護士選びでは、浮気や男女問題の実績が豊富かどうかを基準の一つにしましょう。
Webサイトで実績や専門分野を公開している事務所も多いため、そちらも参考にしてください。

離婚するべきかどうか迷ったときに考えること

浮気問題に直面した際、誰もが考えるのが旦那と離婚するか否かです。
ただし、この問題は非常に難しく、即決できない方がほとんどです。

離婚の是非を考えるとき、基準の一つとなるのが「これから旦那を信頼して共に暮らせるかどうか」です。
過去にも浮気を繰り返していた場合や、家事・育児に全く参加しないなど問題がある場合、再構築は難しいかもしれません。

一方、よき夫・よき父として評価できる場合や、浮気を深く反省しているケースでは、浮気を許して再構築を目指すという選択肢もあります。
迷った場合は「とりあえず継続」という選択肢もあります。

いずれにせよ、鍵となるのは旦那と夫婦生活を続けて幸せになれるかどうか。
まずは、現在の旦那と夫婦を継続した場合の未来を創造してみてください。

まとめ

浮気を始めた旦那には、帰宅後の行動に変化が現れることが多いです。以前と違う言動がないか、注意深く確認してみてください。

浮気の疑いが強い場合、浮気の有無の確認が必要です。浮気の手がかりは意外と身の回りに残っていることが多いため、まずは車やお金の流れ、給与明細など身近なところを調べてみましょう。

浮気が間違いないのであれば、弁護士を選んだうえで、法的手段によって対処することをおすすめします。
このとき、弁護士は「なんとなく」選ぶのではなく、浮気や離婚などの解決実績が豊富かどうかを基準に選びましょう。

弁護士に依頼する際の費用を心配される向きもあるかもしれませんが、現在は相談料・着手金無料の事務所も多く存在します。
費用の見込みを確認してから依頼を決めることもできるため、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

不倫慰謝料請求に強い弁護士

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