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社内旅行は不倫の温床?不倫の兆候と慰謝料相場を徹底解説

社内旅行は不倫の温床になりやすいことでよく知られています。
「夫が社内旅行から帰ってきてから様子がおかしい」「浮気癖のある夫が社内旅行で不倫をするのではないか」と、配偶者の社内旅行で不倫を疑ったり、不倫を心配したりしている人も多いのではないでしょうか?

しかし、社内旅行での1度きりの不倫を立証するのは簡単ではありませんし、もしかしたら不倫をしていない可能性もありますので、怪しいと思ったら真実を確かめることが大切になります。

社内旅行が不倫の温床になりやすいのはなぜか、社内旅行後の不倫の兆候はどのようなものか、社内旅行での不倫に対して慰謝料請求することができるのかについて解説します。

社内旅行後の夫の変化に敏感に気づき、適切に対処できるようになりましょう。

社内旅行が不倫の温床になる理由

社内旅行は不倫の温床になりやすいと言われています。
その理由を簡単に言えば以下の3つです。

  • 職場よりも親密になるから
  • 酒が入るから
  • 一夜限りでバレにくいから

 このような条件が社内旅行では全てそろってしまうので不倫が起こりやすいのです。
社内旅行で不倫が起こりやすいこれらの理由についてもう少し詳しく解説していきます。

(1)仕事を離れ昼も夜も行動するので親密になる

社内旅行では仕事を離れて、朝から夜まで行動を共にします。
そのため、普段の仕事以上の親密な人間関係が出来上がり、お互い相手のことを職場の同僚や上司部下という関係を超えて、1人の男と女として見るようになります。

そもそも社内旅行の目的が職場内の人間関係の親睦を図るために行われるので、この目的が悪い意味で功を奏して、職場内での人間関係が男女の関係へと発展してしまうことがよくあるのです。

(2)お酒の場が設けられるから

社内旅行の夜は非常に高い確率で夜は宴会になります。
お酒が入ることによって親密になり、お酒の勢いでセックスしてしまうということは決して珍しい話ではありません。

普段だったら「既婚者」という目線で見ている人に対して1人の男性として見てしまうのです。
ただでさえ非日常の旅行中で開放的になっていることに加えて、お酒が入るので勢いでセックスしてしまうことも珍しくありません。

昼から親密になり、夜にお酒が入ることによって一気にセックスまで発展してしまう。
これも社内旅行での不倫の典型的なパターンです。

(3)一夜限りならバレないから

普段不倫をしないような男性でも社内旅行であれば不倫をしてしまうことは決して珍しい話ではありません。
社内旅行は普段の職域や生活圏から離れた場所で行われます。そして、社員以外は自分たちのことを知っている人は皆無です。

そのため、社内旅行で不倫をしたとしても非常に高い確率で、奥さんにバレる心配はないのです。
不倫は「妻にバレたらまずい」という気持ちがあるので抑制できる部分がありますが、社内旅行先ではまず妻にバレる心配はありません。

社内旅行では「不倫をしてもバレない」という安心感が加わるので、普段よりも不倫ができる環境にあるということも言えるでしょう。

社内旅行での不倫を見破る方法

社会旅行から帰ってきた夫の不倫を見破る方法はいくつかあります。
社内旅行後も不倫相手と関係が継続していた場合には以下の点で変化が見られるはずです。

  • メールやLINE
  • 出張や残業
  • 給料明細

社内旅行後の夫の行動について、これらで変わった点があるのであれば、不倫を疑った方がいいかもしれません。
社内旅行後の夫の行動の変化について詳しく見ていきましょう。

(1)社内旅行後にLINEが多くなった

社内旅行から帰ってきた夫にLINEの通知が増えたというケースは不倫の懸念があります。
旅行先で親密になった不倫相手から連絡が頻繁に来ている可能性が高いのです。
特に朝や夜など決まった時間にLINEがくるようになった場合には非常に怪しいと考えた方がよいでしょう。

また、LINEの通知が来ているにも関わらず、夫がなかなかスマホを見ようとしない場合や、スマホの画面を下にしてスマホを置いているような場合も不倫の可能性が高いと言えます。
さらに、これまではマナーではなかったのに、ずっとマナーモードにするようになった場合も怪しいと言わざるを得ません。

「社内旅行から帰ってきた夫が怪しい」と考えたから、まずは夫のLINEに注目するようにしましょう。

(2)急に出張が多くなった

社内旅行後から急に出張や残業が多くなったというケースも典型的な不倫のパターンと考えることができます。
これは、社内旅行で不倫をした相手と会うために出張や残業を言い訳にしている可能性が非常に高いためです。

これまでは残業や出張などはほとんどなかった夫が社内旅行後から急に出張などが増えた場合には疑った方がよいかもしれません。
さらに休日出勤が増えたようなケースも怪しいと考えた方がよいでしょう。

(3)出張が多くなったのに給料が増えていない

出張や残業が増えたにも関わらず給料が増えていないというケースも不倫の可能性が非常に高いと言えます。
当然ですが出張には出張手当がつきますし、残業には残業手当が加算されます。

毎月の給料明細を受け取っている奥さんは、出張や残業が多かった月の出張手当がどの程度入っているか確認しましょう。
また、毎月給料明細を受け取っていない人は「クレジットカード会社から審査のために給与明細を提出して欲しいと言われた」などと、もっともらしい嘘をついて、給与明細を夫から出してもらいましょう。

出張が多かったにも関わらず、ほとんど手当がついていないような場合には、不倫の可能性が非常に高いと考えられます。

社内旅行での不倫はどう対処すべき?

社内旅行での不倫について妻はどう対処すべきでしょう。
これは、不倫の度合いにもよるでしょう。社内旅行での1回きりの不倫であれば、社内旅行後の夫の行動にそれほど大きな変化は見られないはずですし、立証するのも難しいでしょう。

継続的に不倫をしているのであれば、離婚も含めてあらゆる手段を考えるべきかもしれません。
社内旅行の不倫に対してどんな対処法があるのでしょうか?

(1)気づかなかったことにする

社内旅行一夜限りの関係であれば、気づかなかったことにすることができる人もいるかもしれません。
もちろん、一夜限りの関係であったとしても許すことができないという人が大多数でしょう。

しかし、経済的な問題や、子供のことを考えてできれば夫婦関係をこれまで通りに継続させたいのであれば、気づかないことにして、円満な家庭生活を継続するというのも1つの方法です。

社内旅行後の夫の行動に特に大きな変化がないのであれば、社内旅行後に不倫関係が継続しているわけではないでしょうし、そもそも「不倫をしたかもしれない」というのは勘違いだった可能性もあります。
不倫に継続性がなく、決定的な証拠がない場合には気づかないふりをするという選択肢もあります。

(2)相手を問い詰める

たった1回の不倫でもやはり不倫は不倫です。多くの女性が許せないと感じるものではないでしょうか?
証拠がなくても相手を徹底的に問い詰めて事実を確認するという方法も決して間違った方法ではありません。

「真実かどうか分からない」「また不倫するかもしれない」という不安を抱えてもやもやした思いを抱えるよりも、相手を問い詰めた方が精神衛生上は健全でしょう。
また、夫も妻がたった一夜の社内旅行での不倫に気付いてしまうということが分かれば、今後は妻への発覚を恐れて、2度と不倫をしないという結論になる可能性もあるでしょう。

(3)許せないなら離婚する

安易に「たった一夜限りのこと」と言っても、その不倫がどうしても許せないという女性も数多く存在します。
むしろ、ほとんどの女性が不倫をしたことを許しているのではなく、感情的にならないように我慢しているだけです。

そのため、どうしても不倫を許すことができず、我慢することもできないという場合には離婚するという選択肢も視野に入れるべきでしょう。
そして、離婚するのであればしっかりと慰謝料をとった上で、ある程度の経済的な基盤を作り離婚するようにしましょう。

離婚慰謝料をとるなら

もしも社内旅行中の不倫に対して慰謝料を取るのであれば、それは非常に困難になる可能性が高いと言えます。
社内旅行1度きりの不倫では証拠を得るのが非常に困難だからです。
一方、社内旅行後も継続的に不倫をしているのであれば慰謝料請求は簡単です。
証拠がない場合には何をすべきなのか、解決策をご紹介します。

(1)証拠が必ず必要になる

不倫の慰謝料を取るためには、証拠が必ず必要になります。
「不倫したんだから慰謝料を払え」と夫や不倫相手へ請求したとしても、相手が「不倫はしていない」と主張した場合には、証拠がなければ慰謝料を請求することはできません。
ましてや、不倫が社内旅行での1回限りだった場合には、後から物的証拠を集めることは極めて難しくなります。

証拠がない場合には、やはり夫を問い詰めるなどして、「不倫をした」という証言が取れてから慰謝料の請求をするようにして下さい。
また、実際に性行為が行われたのは社内旅行の1回だけだとしても、その後何かの形で連絡を取っている可能性は非常に高いと言えます。

関係の継続を望まないにしても、「この前はありがとう。やはり不倫はまずいから、この前のことはなしにしよう」などのLINEなどを送っている可能性が高いので、夫の睡眠中や入浴中にスマホをチェックして、LINEを確認すると有力な証拠が出てくる可能性があります。

(2)証拠が取れない場合は探偵などに依頼する

どうしても証拠を得ることができない場合には探偵に依頼するという方法もあります。
もしかしたら、社内旅行後に関係が継続しており、その証拠を夫が完璧に隠しているだけの可能性があるためです。

探偵に依頼すれば、2人でホテルに入るなどの決定的な証拠を集めてくれる可能性が高いので、自分で決定的な証拠を集めることができない場合には、探偵へ依頼するというのも有効な方法です。
しかし、本当に社内旅行での一夜限りの出来事でその後は何も関係がないのであれば、探偵に依頼しても何も証拠は出てこないでしょう。

まずは、夫の行動に変化があるかどうかに注目し「不倫関係が社内旅行後も継続しているかどうか」ということを慎重に見極める必要があります。

証拠がない場合には慰謝料請求は難しい

夫に問い詰めても自白せず、スマホにも怪しい履歴が何もなく、探偵に依頼しても不倫の証拠が出てこない場合には、慰謝料を請求することは非常に難しくなってしまいます。
このように何も証拠が出てこない状況下では、客観的には「不倫はなかった」と判断されてしまうからです。

もしかしたら、本当に不倫はなかったのかもしれません。
このような状況であれば、一度離婚を思いとどまり、夫の状況を冷静に見極めて、自分も頭を冷やして考える必要があるかもしれません。
もちろん、慰謝料なしの離婚は双方が合意すれば可能になります。

1度だけの社内旅行の不倫。慰謝料はいくら?

夫の不倫が社内旅行の際に1度きりだった場合、どうしてもその不倫が許せなくて「慰謝料を取ってやろう」と思う人もいるでしょう。
証拠があれば1度きりの不倫でも慰謝料請求は可能です。
この場合、慰謝料の金額はいくらになるのでしょうか?

(1)通常の不倫慰謝料相場は200万円〜300万円

通常の不倫慰謝料相場は200万円〜300万円と言われています。
この場合の通常というのは、夫が継続的に不倫をしていた場合です。
しかし、慰謝料相場は夫婦関係や家庭環境によって上下します。相場よりも上がる可能性が高いのは以下のような状況です。

  • 不倫前は夫婦関係が良好だった
  • 不倫によって突然セックスレスになった
  • 夫婦の間に子供がいる

このように、不倫前は夫婦関係が良好で、2人の間に子供がいるような場合では慰謝料は相場よりも高くなります。
夫の不倫行為が妻の権利を大きく侵害したと判断されます。

一方、不倫前の夫婦関係が以下のようなものだったケースでは、慰謝料は相場よりも低くなります。

  • 不倫前から夫婦関係はよくなかった
  • 不倫前からセックスレスだった
  • 夫婦の間に子供がいない
  • 不倫前から別居していた

不倫前からすでに夫婦関係が良好とは言えず、子供がいないような場合には慰謝料は相場よりも安くなる傾向があります。
また、不倫前から不仲によって別居していた場合には、1円も慰謝料を取ることができない場合もあります。
そもそも夫婦関係が悪かったのだから、妻に対する権利の侵害の度合いが低いと判断されるのです。

このように、慰謝料は相場を200万円〜300万円として、各々の夫婦の状況に応じて加減することによって決定します。

(2)社内旅行だけの不倫なら相場より低くなる可能性も

では、社内旅行1回限りの不倫であれば慰謝料はどの程度になるのでしょうか?
結論的に言えば、相場である200万円〜300万円よりも低くなる可能性が高いと言えます。
継続的に不倫をしているわけではないので、客観的に見て、継続的に不倫をされている妻よりも権利の侵害の度合いが低いということができるためです。

ただし、慰謝料の金額は裁判にならない限りは裁判所などの公的機関が「200万円」とか「300万円」と決定するわけではありません。
あくまでも基本は当人同士の交渉で、例え不倫された側の請求額が高くても、不倫をした側が金額に合意すればその金額で決定します。
要するに慰謝料は交渉によって決まり、交渉の際には上記の相場が活用されるというだけです。

そして交渉を有利に進めるためには弁護士や司法書士などの専門家へ依頼した方がよいでしょう。
専門家は交渉のプロですので、相手もこちら側も納得できる金額で慰謝料をまとめられる可能性が高いですし、相手も「弁護士」などの名前を聞くと怯んでしまうので、交渉が妥結しやすくなります。

社内旅行での一夜限りの不倫など、慰謝料請求が難しい案件は、弁護士などの専門家へ依頼するようにしましょう。

まとめ

社内旅行は不倫が起こりやすいのが事実です。
社内旅行帰りの夫の行動が怪しいと思ったら、まずはしっかりとした証拠を集めるようにして下さい。

しかし、社内旅行1回きりの不倫の証拠を集めることは困難ですので、探偵を利用するなどして確証を集める必要があります。

また、社内旅行1回きりの不倫でも、法律的に不貞行為であることは間違いありません。
そのため、慰謝料請求も可能です。

しかし、社内旅行1回きりの不倫は、相場よりも慰謝料が下がってしまう可能性が高いので、弁護士や司法書士などの専門家の手を借りることをおすすめします。

また、証拠が出てこない場合には本当に不倫をしていない可能性もありますので、まずは冷静に状況を見極める必要があります。

不倫慰謝料請求に強い弁護士

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