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旦那の浮気癖が治らないのはなぜ?再犯する男の特徴と対処法

旦那の浮気は一度でも許しがたいものですが、一度浮気がバレてから再犯する男性も多いのが実情です。パートナーの度重なる浮気に「もうやめて欲しい」と苦しんでいる方は決して少なくありません。

浮気症の男性が何度も外に浮気相手を作るのはなぜなのでしょうか。また、一度浮気癖がついてしまうと治すことはできないのでしょうか。

この記事では、旦那の浮気癖の理由と対策について、具体的な方法を紹介していきます。
「旦那の浮気をやめさせたい」「再犯されそうで怖い」という方はぜひ参考にしてください。

旦那の浮気癖が治らないのはなぜ?

そもそも、旦那が何度も浮気を繰り返す理由は何なのでしょうか。実は、旦那の浮気癖が治らないのにはいくつかの理由があります。
そのうち4つの例を紹介していきましょう。

(1)家庭の外で恋愛を楽しみたいから

まずは、家庭の外での恋愛の味を覚えてしまった、というケースが挙げられます。
家庭の中では父や夫としての役割を求められるため、独身時代のような気楽で楽しい恋愛に依存してしまうのです。

結婚して家庭を持てば、相応の責任を求められるのは当然のことです。しかし、中にはそれを重荷に感じ、男女関係の気楽で美味しい部分だけを楽しみたいと考える男性も存在します。

結果として、一度浮気をとがめられても何度も外の女性に走るという悪癖を持ってしまうことがあります。

(2)禁断の恋にはまっているから

禁断の恋にはまってしまっていて抜け出せなくなっている場合もあります。不倫をしているという事実がスパイスになり、泥沼にはまってしまう例です。

こういったケースでは、一度浮気がバレてもまた別の相手と関係を持ったり、発覚後も同じ相手と裏で連絡を取り続けたりすることがあります。

「許されない恋」という関係では、当事者はその状態に酔ってしまうことが多いです。
視野が極端に狭くなっており、不倫に付随する危険は見て見ぬふりをしてしまいます。
リスクを軽視し、禁断の恋の快感にはまってしまうため、何度も繰り返す傾向があるのです。

(3)浮気に罪悪感がないから

そもそも浮気に対する罪悪感がなく、悪いことだと思っていない場合もあります。
「適度な浮気は家庭円満の元」「体だけの関係だから別に悪いことはしていない」などと的外れな考え方を本気にしているのもこのタイプ。

このタイプの旦那は、物事を自分中心に考える傾向があり、浮気に対しても自分に都合の良いようにとらえていることが多いです。妻の苦しみは理解できないか、あまり頓着していません。

こういったケースでは、罪悪感がないことから浮気を何度も繰り返す場合が多く見受けられます。

(4)パートナーが自分から離れないと思っているから

どういうわけか、妻の心が自分から離れることはないと信じ込んでいるタイプの旦那も存在します。
尽くすタイプの妻や、心の広い妻を持っていると、このような勘違いをしてしまうことがあるようです。

このような夫は、浮気に対して「妻は自分が大切だから万が一バレても謝れば許してくれる」「バレてもほとぼりが冷めればまた元通りになれる」と軽く考えている人が多いです。
一度目の浮気で特に制裁を加えず許してしまった場合も、リスクを軽視する傾向があります。

浮気がバレても大丈夫だとたかをくくっているため、不貞行為への心理的なハードルが低く、何度も浮気を繰り返してしまうのです。

浮気癖が治らない旦那の特徴

旦那の浮気癖が治らないのは、旦那本人の性質や考え方が原因の場合もあります。
浮気を繰り返しやすい男性にはどんな特徴があるのか、代表的な5つの例を見てみましょう。

(1)承認欲求が強い

浮気癖が治りにくい旦那の特徴として、承認欲求が強いことが挙げられます。家庭の中で認められていないと感じると、承認してくれる相手を外に求めることがあるのです。

既婚男性は、夫婦の生活や子供の世話などに対し、少なからず責任を求められます。
「父親としてもっとしっかりして欲しい」「夫として家族を支えて欲しい」と成長を求められたとき、自身が変わるより、無条件で認めてくれる相手を安易に外に求めてしまうのです。

また、承認欲求が強い旦那は、妊娠中や産後などパートナーの助けが特に必要なときに浮気をしてしまうことがあります。
妻に精神的に余裕がなくなり、家庭で承認欲求が満たせなくなるからです。

家庭とは無関係なところで自分を認めてくれる相手を求めることから、承認欲求の強い旦那は浮気をしやすいと言えるでしょう

(2)特殊な性癖がある

妻に黙って特殊な性癖を持っている場合もあります。家庭内では十分に性欲を発散できないため、外に性癖の合致するセックスフレンドを作っているケースです。
また、性癖とは異なりますが、実はバイセクシャル(両性愛者)や同性愛者で、外に男性のパートナーを作っていることもあります。

どちらのケースでも、浮気は性的欲求を解消するための手段です。家庭内では性欲を満足させられないため、浮気をしやすいといえます。

(3)優柔不断である

優柔不断な性格をしているというのも、浮気癖の治りにくい旦那の特徴と言えるでしょう。
「ノー」と言えず気が弱い既婚者は、相手から押されると不倫関係に陥りやすく、かつ抜け出しにくいからです

優柔不断な男性はきっぱりと関係を断つのを苦手としています。一度なし崩し的に浮気をしてしまうと、なかなか同じ相手と別れられません。
一度不倫がバレたときに、妻に「もう別れたから」と言っていても、不倫相手に泣きつかれて関係を継続していることがあります。
特に、不倫相手がストーカー気質であれば自力での清算は難しいかもしれません。

このように、性格が優柔不断な男性は、不倫相手に押されて断り切れず、ずるずると不倫をしてしまうことがあります。

(4)責任感が薄い

責任感が薄いという特徴も、浮気を繰り返す旦那によく見られます。
「家庭の一員として」「夫として」の責任感が足りないため、家族を巻き込み不幸にする不倫をやめようとしないのです。

妊娠中や子育て中など、家族の団結が必要なときに浮気をする旦那は、特に責任感が希薄だといえます。

(5)想像力が足りない

浮気を繰り返す旦那には、いま一つ想像力が足りないという特徴もあります。
自分の浮気がどれだけの人に迷惑・苦痛を与えるか理解できていないようです。

一度目の浮気が発覚した際に許してしまった場合、このタイプは再犯しやすいと言えます。
妻からすると「もう浮気はしないと約束してくれたから」という苦渋の決断も、旦那は「大ごとにならなかった。大したことではないんだな。」と勝手に解釈することがあります。

不倫が引き起こす結果を予測できず、妻の苦痛を想像できないのも、再犯する男性に見られる特徴です。

旦那の浮気癖を治す方法

繰り返す旦那の浮気をやめさせたい。二度目の浮気を防止したい。こんなとき、妻が取れる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
旦那の浮気癖を矯正するための方法を考えてみましょう。

(1)旦那のお金を妻が管理する

浮気癖のある旦那の再犯を防止する効果的な方法として、旦那のお金を妻が管理することが挙げられます。
浮気をするには、食事に行くにもホテルに入るにもお金が必要だからです。お金の流れを監視されれば、浮気したくてもできなくなります。

夫のお金をどの程度管理下に置くかは状況に応じて決定しますが、具体的な方法だと以下のようなものが挙げられます。

  • クレジットカードを使わせないようにする
  • 普段使いのお金には現金やデビッドカードを持たせる
  • 旦那のクレジットカードの明細を共有してもらう
  • 給料を全額預かり、お小遣い制にする

旦那の財布の紐を握り、経済的に管理することで浮気できないよう監視するのも、確実に浮気を防止する方法の一つです。

なお、旦那が妻に黙って新しいクレジットカードを作ることも考えられます。
不審なカードが増えていないか定期的に確認してください。

また、借金癖がある旦那の場合、妻に黙ってキャッシングしてお金を作ることも考えられます。勝手に借金を作っていないかも注意してください。

(2)家庭内に居場所を用意する

一度浮気をした旦那は、家庭内での肩身が狭くなると、開き直って再犯することがあります。再犯防止のために、家庭内にも旦那の居場所を用意するようにしてください。

もちろん、旦那の浮気は許しがたいことですし、受けた心の傷もすぐに癒えるものではありません。ふとした瞬間に旦那の仕打ちを思い出して、非難したくなるのは当然です。

重要なのは、旦那を家庭内で追い詰めすぎないように注意することです。心を入れ替えたつもりの旦那でも、家で頻繁に責められると逃げ場所が欲しくなってしまいます。

少しずつでもいいので、夫婦で向き合い共に家庭を作り直してみてください。

(3)夫婦で話し合いの場を持つ

浮気をうやむやに終わらせず、夫婦できちんと話し合いの場を持つことが重要です。
「バレたけれど大ごとにならなかった」という意識は再犯に繋がります。

旦那との話し合いでは「あなたの浮気で傷つき、失望している」とはっきりと伝えるようにしてください。
自分の浮気が妻にどれだけのダメージを与えているのかを理解してもらう必要があるからです。

また、旦那が不倫に走った原因も聞いてみましょう。今後夫婦の生活を続けるうえで改善点が見つかるかもしれません。
浮気に関する話し合いはどうしても感情的になりやすいです。ヒートアップしないように心掛け、なるべく落ち着いて原因を探るようにしてください。

「話し合いを持ちかけても応じてくれない」「すぐに怒鳴る旦那で話し合いがすすまない」など、旦那と二人ではらちが明かない場合、弁護士に同席してもらうのも一つの方法です。
うやむやに終わらせる気はない、本気だということを示せますし、第三者がいることでヒートアップを防止できます。

(4)浮気をしない誓約書を作る

話し合いでは、次に浮気をした場合に備えて、浮気防止の誓約書を作ることをおすすめします。
約束をまとめた書面に記名・捺印させることで旦那に「もう後がない」ことを意識させることができるからです。

書面には、二度と浮気をしない旨と、さらに再犯の際の制裁内容を記載しておくことをおすすめします。
具体的には慰謝料の金額を盛り込んでおくことが多いです。

なお、この誓約書には法的な拘束力は認められないとする考え方が一般的です。
浮気防止の誓約書の効果は「旦那の意識を変えること」「万一の離婚の際に有利になること」の二点。
浮気をしない旨の約束を明文化するので、後でとぼけることはできません。

また、離婚で裁判になった際は誓約書の金額の慰謝料が認められる可能性が高くなります。
再犯防止に効果が期待できますので、ぜひ検討してみてください。

浮気をやめさせるには慰謝料の請求が効果的

浮気癖を治す方法を4点紹介しましたが、中でも最も効果が高いのが、不倫の慰謝料を請求することです。
当事者に経済的な制裁を加えることができ、心理的にもダメージを与えることができます。

不倫の慰謝料を請求する際のポイントを見ていきましょう。

(1)慰謝料は旦那と浮気相手の両方に請求可能

慰謝料は、旦那と浮気相手の両方に請求可能です。また、どちらか一方に請求することもできるため、請求先は「旦那と浮気相手」「浮気相手だけ」「旦那だけ」の三パターンが考えられます。
実際には、浮気相手のみ請求する、旦那と浮気相手に請求するという二パターンが多いです。

慰謝料を請求するとき、悩みどころになるのが「旦那にも請求するかどうか」という点。
旦那への慰謝料請求の考え方は人によって異なり「けじめとして受け取る」「夫婦の財布が共同なので意味がないため受け取らない」など対応はさまざまです。
ご自身の状況に適した請求先を検討してみてください。

なお、慰謝料の請求先が変わっても、請求できる慰謝料の金額は増減しません。
たとえば、慰謝料が200万円のケースだと、不倫相手だけに請求する場合も、両者に請求する場合も総額は200万円です。
二人に200万円ずつ請求できるわけではないので注意してください。

(2)請求額はケースごとに異なる

具体的に慰謝料の金額がどの程度になるかは、ケースごとに異なります。というのも、慰謝料の金額を決定する要素は多く存在し、ケースバイケースでの判断が必要だからです。

具体的に、不倫の慰謝料を左右する要素としては、以下のようなものが存在します。

  • 請求相手の収入
  • 夫婦が離婚するか否か
  • 夫婦の間に子供がいるかどうか
  • 不倫相手が妊娠しているかどうか
  • 不倫の期間の長さ
  • 婚姻年数の長さ

不倫の態様が酷く、以上のような増額要素がある場合は相場より高くなる場合もあります。一方「夫婦仲が極端に悪化していた」「妻からの一方的なセックスレスがあった」など、夫婦の中に問題があった場合は相場より安い金額になることも。

慰謝料の金額を左右する要素については、以下の記事でも詳細を解説しています。参考にしてください。

(3)慰謝料を請求するなら弁護士に依頼するのがおすすめ

実際に慰謝料を請求する際は、弁護士に依頼するのがおすすめです。
不倫問題の解決まで総合的にサポートしてくれます。

慰謝料の請求は自分でおこなうこともできますが、以下のように専門的な手続きが必要な場面が多いのが実情です。

  • 慰謝料の適正な金額の算出
  • 法的に有効な示談書の作成
  • 訴訟や調停など裁判所への手続き
  • 相手方の弁護士との交渉

これらを全て自分でおこなうのは困難ですし、時間と手間も相応にかかります。
弁護士に依頼すれば正確かつ迅速に対応してくれますし「不倫相手に会いたくないので代わりに交渉してほしい」「不倫相手が二度と夫に近づかないよう対策したい」など、要望に応じた法的手段を考えてくれます。

慰謝料を請求することが決定しているのであれば、一度相談してみることをおすすめします。

まとめ

浮気を繰り返す旦那への最も効果的な対策方法は、浮気をうやむやにせず法的手段を取ることです。本気であるということを旦那に示せますし、慰謝料の請求など、法的に制裁を加えることで浮気相手を追い払うことができます。

再犯を確実に防止したい場合、法的手段と同時に旦那が浮気に走る理由を考えることが必要です。なぜ浮気をしたがるのかを明らかにしてみてください。
旦那と今後どのような付き合い方をすればいいのかを考え、根本的な解決を図っていきましょう。

慰謝料を請求する際は、相談料・着手金無料の事務所を選ぶのがおすすめです。
最初の面談は費用がかからないので、問題の解決見込みや、慰謝料がいくら請求できるかを知ってから依頼の可否を決定できます。
費用倒れになる恐れが少ないため、気軽に活用してみてください。

不倫慰謝料請求に強い弁護士

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